私には、自分自身の写真があまりありません。
子供の頃は、両親が生活の為に休まずに働いていたので、イベントやお祝い事をする習慣があまりなかったからです。

大人になってからも、未来へ写真を残すことの意味や価値などあまり考えていませんでした。だから、私自身は成人式も結婚式もちゃんと写真を残さなかったのです。でも、自分が家族写真に取り組むようになって「あの時に撮っておけば良かった」と、とても後悔しています。だから、皆さんには写真を残して欲しいと心から思います。今を「今」残して欲しい、後悔して欲しくないのです。


私には12歳の娘がいて、娘の写真は12年で6万枚近く残してあります。娘には4歳違いの弟がいたのですが、生まれてくる前に空に帰っていきました。なので、私はその現実を受け入れるまで、しばらく幸せな家族の写真を撮ることができなくなってしまいました。それだけでなく、生き甲斐だったカメラマンを名乗ることさえも辞めてしまいました。その中、私を助けてくれたのは、いつも隣にある家族の笑顔と、主人と娘からの「また笑顔の写真を撮ってね」と言う後押しでした。やっと大切なものに気がつくことができた今の私にとって、家族の写真は何よりかけがえのない宝物であるし、そのかけがえのない宝物を残せるカメラマンの仕事は、私の人生に於いて、何よりも最高のプレゼントです。写真を撮ることしか取り柄のない私ですが、だからこそ、写真を残すことで世代を超えて家族を繋げていきたいです。それは、人は人と繋がるから笑えたり、幸せを感じられると思うからです。

例えば、結婚して実家から離れて暮らしていても、子供が巣立って別の家庭を持ってからも、私の撮る写真で、たくさんの家族を大切な人として繋げていきます。離れていても、写真を通して家族として繋がり、新しい家族の形、家族の思い出を作っていき、たくさんの笑顔と幸せを形に残して行けたら私も最高に幸せです。

結婚記念家族写真

娘と一緒にやり直し結婚記念撮影^_^

by Photo studio Annapuruna

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