私には、自分自身の写真があまりありません。
子供の頃、両親が生活の為に休まずに働いていたので、イベントやお祝い事をする習慣があまりなかったからです。

大人になってからも、未来へ写真を残すことの意味や価値など特に考えていませんでした。だから、私自身は成人式も結婚式もちゃんと写真を残していません。でも、自分が母になり、家族写真に取り組むようになって「あの時に撮っておけば良かった」と、とても後悔しています。だから、皆さんには写真を残して欲しいと心から思います。今を残して欲しい、後悔して欲しくないと思っています。


私には13歳の娘がいて、娘の写真は13年で10万枚近く残してあります。娘には4歳違いの弟がいたのですが、生まれてくる前に空に帰っていきました。なので、私はその現実をしばらく受け入れることができなくて、大好きだったカメラの仕事から距離を置いてしまいました。

2018年に活動を本格的に再開できたのは、いつも隣にいる家族からの「またカメラマンに!」と言う後押しがあったからです。

色々な経験を経て、大切なものを取り戻せた今の私にとって、家族はいちばんの宝物であるし、皆さまにとっての宝物である家族を残せるカメラの仕事は、私の人生において、何にも変えられないプレゼントだと思っています。

 

カメラ以外に何も取り柄のない私だからこそ、写真を残すことで世代を超えて大切な人達を繋げていきたいです。それは、人は人と繋がるから笑えたり、幸せを感じられると思うからです。離れていても、写真を通してたくさんの家族を繋げていきたいです。そして、新しい家族の思い出を作っていけたらと思います。

私が大好きなカメラで、たくさんの家族の宝物を残して行けたら私は幸せです^^